しんどい時間と楽しい瞬間

こんにちは。4年マネージャーの齊藤瑞紀です。

前回のブログが私にとって最後だと思っていたのですが、実はそうではなかったらしく、「これが最後のブログで~」というくだりの文章はブログ更新してくださる広報部員によってきれいさっぱり消されていました。

そんな私にもとうとう本当に引退前最後のブログがまわってきました。何を書こうか迷いますね。

 

感謝とか、振り返りとかはこれからくどいほど伝える場面があると思うので、一旦ここではやめにしておきます。

 

先日のインカレ決起会で4年生に一人一人思いの丈を伝える場所を設けて頂いたのですが、私はそこで「真面目なことは他の11人が言ってくれると思うので、私からは一つ、とにかくインカレを楽しんで欲しい」と伝えました。実はこれは私自身に向けた言葉でもあります。

 

部活をしていると、しんどいつらいことに気を取られすぎて、楽しい瞬間を忘れがちです。4年近く部活を続けてきて、楽しさに目を向けられない時期が沢山ありました。

 

集合写真を撮ることもできなかったほどに部の雰囲気が悪く、先輩マネージャーが泣きながら積み込みをした新人戦(おまけに土砂降りの雨でした)。選手に「最近運営が微妙で思ったような練習ができない」と言われ、出艇が不安で仕方なかった日。雪が降る中、ミーティングのためにスーツで小戸ヨットハーバーまでタクシーを飛ばした2年生の12月。寒さ、暑さ、強風、大きな波で命の危機すら感じた出艇。

 

書き出したらきりがありませんね。マネージャーの私でこれなのですから、選手はこれ以上に体力的にしんどいつらい思いをしきて、楽しさに目を向けられない日が沢山あったことでしょう。

 

でも、それ以上に沢山楽しい事があったから今日まで続けてこられているのだと思います。

 

風待ちの間のくだらない会話、風の舞い。4年間毎年1回作り続けたキンパ。日の入り着岸。志賀島まで行ったセーリング。初めての遠征。節目節目で行われる飲み会。1年に1度選手に対する鬱憤を晴らす日、マネージャー感謝デー。遠征先での天然プラネタリウムと肝試し。トップホーンを鳴らして帰ってきた選手の笑顔を見る瞬間。

 

しんどい事だけを続けられる人間なんてそうなかなかいません。私は最後の大会を、思いっきり楽しみたいと思います!サポーターの私たちがいつも通り、楽しむ気持ちを忘れなければレギュラーはいつも通り結果を出して帰ってきてくれると信じています!

 

写真は97代で撮った写真の中でも特にお気に入りのものです。新歓時期で、練習終わりにビラを配りに行った時に撮りました。いつも顔を合わせている人達なのに、なんかものすごく楽しかった気がします。

最後のインカレに行くことができるのはこの人達のおかげです(もちろん写ってない2人の同期、沢山の後輩達も含めて)。ありがとう!!

 

振り返らないと言ったばかりなのに振り返ってしまいましたね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

4年マネージャー

齊藤瑞紀