引退ブログー山川紗英

お世話になっております。

九州大学ヨット部前練習安全部長の山川紗英です。

 

11月4日をもちまして九州大学ヨット部を引退させていただきました。今の心情としては、まだ引退という実感はあまり湧いていません。昨日まで同期と朝から晩まで一緒にいて、今日の朝もハーバーに行って後輩たちと会っていつものバースでの光景を見たからかもしれません。今週、来週の土日の部活に行かなくなってから、徐々に引退を実感するような気がします。

 

江の島インカレ、レース3日目の時点でもうどれだけ頑張っても目標にしていた順位には届かないことが決まっていました。あれだけ頑張ったのに何でだろう、皆が今までどれだけヨットに注いできたか身近で見てきた分、結果にならない悔しさ、選手の気持ちを考えると胸が痛く、最終日、最終レースだけでも満足のいくレースをしてきて欲しい、今まで積み重ねてきた努力が報われて欲しい、と最後は神頼みで宿までの帰り道に菅と一緒に神社で参拝をして帰りました。でも、結果にはならなかったとしても今までの努力は無駄ではないし、今後の人生の糧にすればいいと私は思います。私は選手を支える立場ですが一緒に戦えることができて良かったと思っています。同期選手に関しては本当に今までお疲れ様、と伝えたいです。

 

ヨット部での活動を思い返してみると、正直に言うと、とてもきつくて、大変で、しんどくて、なんでこんなこと私がしなきゃいけないんだろうとか、なんでこんなこと言われないといけないんだろうなどと思う事が沢山ありました。自分では頑張っているつもりでも周りの人たちはもっと頑張っていて、劣等感を感じることもありました。

 

でも、こんな自分でも受け入れてくれる先輩がいて、自分を頼ってくれる後輩がいて、自分を支えてくれる同期の存在がありました。きつかった分だけ、楽しいことや嬉しいことがたくさんありました。全体練習後に残ってどうでもいいことで笑いあったり、強風・極寒の練習後にみんなで温かい夜ご飯を食べに行ったり、合宿で毎日朝から晩まで一緒に過ごしたり、マネ感で愛情たっぷりのプレゼントをもらったり。一緒に頑張ってくれたヨット部の仲間のおかげで私は最後まで走り切ることができました。

 

後輩のみんな。みんなには本当にきつい思いをさせたと思います。特に夏練習、きつい練習日程の中、通常の海上練習に加えて筋トレ・ランニング、さらに食トレ。ついだことのない量のお米をタッパーにつぎました。忘れられない思い出です。嫌がりながらも一緒に頑張ってくれたみんなには本当に感謝しています。97代ヨット部を作り上げることができたのはみんながいてくれたからこそです。みんなにはまだヨット部での活動が残っているので、夢を追いかけて、思いっきりヨット部ライフを楽しんでください!仲間を大切に、思いやりと感謝を忘れずに、頑張ってね。応援しています。

 

練習安全部のみんな、頼りない部署長だったと思うけど、今までついてきてくれてありがとう。真緒と琴乃はすごくしっかりしていて、仕事を頼む前にやってくれていたり、備品チェックも入念にしてくれたりとインカレで2人の成長を感じることができてとても嬉しかったです。いつも練習安全部の仕事を積極的にしてくれてありがとう。成穂は頼んだことをいつも素早く、責任をもって仕事をしてくれて、本当に頼りにしていました。これから部署長になって大変なことが増えると思うけど、真緒と琴乃と支えあって頑張ってね!今まで支えてくれて本当にありがとう。

 

そして同期のみんな。みんなと出会えたことが、私がヨット部に入って良かったと思う一番の理由です。4年間、みんなと一緒に沢山の思い出を作ることができて、みんなと目標に向かって本気で頑張ることができて本当に良かった。ぶつかり合う事もあったけど、なんだかんだ同期で集まる時間が幸せでした。今まで本当にありがとう、大好きです。

 

最後に、ヨット部として活動するにあたって支えてくださった監督・コーチ、山口顧問、練習や大会時に駆けつけ激励をしてくださったOB・OGの先輩方、陰ながらにいつも応援してくれていた家族、ヨット部での活動に携わってくださったすべての方に心より感謝申し上げます。九州大学ヨット部で学んだことを今後の人生の糧にして、これからまた前に進んでいこうと思います。

 

心の底から、ヨット部で4年間過ごすことができて良かったです。

今まで本当にありがとうございました。

 

九州大学ヨット部前練習安全部長

山川紗英

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コメント: 1
  • #1

    鍵本美津江 (土曜日, 09 11月 2024 20:51)

    ヨット部の皆さん 山川紗英の祖母�です♪
    孫を4年間 支えてくださり ありがとうございます�
     感謝で〜す。