お世話になっております。
第98代ヨット部主将の林駿希です。
先日の代交代ミーティングでは入部以来3度目となる先輩方の引退挨拶がありましたが、いよいよ自分達が最終学年になったというのにその実感が湧かずじまいでした。
4年生が引退されて3週間が過ぎ、上級生ならではの監督やコーチとのミーティング、様々な資料作りをしていく中で、徐々に最上級生になったと実感し始めたと同時に、これらの重責を下級生には悟られることなく勤め上げられていた先輩方に頭が上がらないと感じる日々を過ごしています。
話は変わりますが、18歳で人生の体感時間の半分が終わっているという話をご存知でしょうか。
これは【人生で感じる1年の長さはその年齢に反比例する】というジャネーの法則です。
1歳で365日と感じていた1年は20歳では約18日80歳だと約5日に感じるそうです。
その理由は人間が歳を重ねていくにつれて新しい経験する機会が減ることにより、体感する時間が減るからだそうです。
逆に言えば新しい経験をし続ければ、時間が早く過ぎていくと感じなくなる…ということでしょうか。
ヨットでも新たな経験や試みをしないまま日々を過ごしていては時間が早々と過ぎていってしまう、と言えるのだと思います。
代交代から引退までの日々があっという間に過ぎていった…
と多くの先輩が話されていましたが、新しい試みを取り入れ、その分長く感じられるであろう時間を活用し精進して参ります。
主将は新たな経験であるにもかかわらず1日が短すぎると感じる日が早くもありますが、新たなチャレンジに取り組み続けたいと思います。
先輩方の引退ブログには悔しい想いや無念が多く綴られていましたが、成績だけが結果ではなく、先輩方が下級生に残してくれた様々な影響もその結果だと感じています。先輩方がヨット部へ向き合った日々や胸の内の想いは、確実に後輩の私達に引き継がれています。それらを受け継ぎながら、1年後この場で98代で定めた目標が達成できたとご報告できるよう、部員一同日々努力していく所存です。
今後とも今までと変わらぬ九州大学ヨット部への応援ならびにご声援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
失礼いたします。
九州大学ヨット部98代主将
林駿希
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