新幹部挨拶ーレース技術部長 永田蒼馬

お世話になっております。

 

今年度レース技術部長を務めさせていただきます、470クルーの永田蒼馬です。

 

97代の先輩方が引退されて早くも1ヶ月が経ちました。江の島に全員で戻ってくる日まで、あと11ヶ月を切りました。時間は有限で、インカレまで刻一刻と迫っています。

 

代交代ミーティングの日にレース技術部員のみんなにはA4の紙に、目標や、なぜその目標を達成したいのか、そのために何をこの一年しなければならないのか、色々と書いてもらいました。そこに書いたことがインカレが終わって1番フレッシュな自分の思いです。なので、もしあのときに書き終わっていない人は書いて、家で毎日見る場所に貼り付けてください。これだけは守ってほしいです。インカレまでまだ1年後だと思うかもしれませんが、あと1年しかありません。自分が立てた目標を達成するチャンスは、それぞれの代、1、2、3回しか残されていません。その紙を見ることで、自分を奮い立たせることができると思います。

 

ここまで、現役に向けて書いてしまいましたが、この場を借りて決意表明をさせていただきます。

 

470の5位であった日本経済大学との点差は九州インカレでは6点差でしたが、全日本インカレでは351点差でした。参加艇数は18艇と72艇です。

スナイプは九州インカレでは個人成績1、2、3位だったのに全日本インカレでは21、36、54位です。

これが現在の全国との差です。九州では勝てたり、接戦だったりしても、全国では大きな壁に阻まれました。

この差をこの一年間で埋めなければいけない。そのためにも、練習中から常に本番を意識して練習するのが必要だと考えます。九州水域だと、関東などに比べると艇数の多いレースというのはどうしても少ないです。だからこそ、本番を想定して72艇の中でもいつも通りのこと、当たり前のことが当たり前にできるようにならなければなりません。それをできるようになるためにも、チーム1人1人に意識させなければならなくて、それが僕の仕事だと考えます。今年1年間そのための取り組みを考え続け、実行していきます。

 

個人的な目標としては、チームの中で1番ヨットに真摯に向き合うことです。自分が1番ヨットのことを考え、そのために行動していきたいです。そうすれば、自ずと成長するだろうし、結果にもつながってくると思います。スーパークルーになります。

 

ヨットの技術的にも、人間的にもまだまだ未熟ですが、1年間ご指導ご鞭撻の程何卒よろしくお願いいたします。

 

九州大学ヨット部98代レース技術部長

470クルー

永田蒼馬