一寸の光陰軽んずべからず

お世話になっております。

九州大学ヨット部主将の林駿希です。

先日の年度報告会では、多くの先輩方にご参加いただき、貴重なご意見を頂戴しました。皆さまからのご意見を基に、チーム内で共有・議論を重ね、より良い部活動にしていきたいと考えています。このような機会をいただき、誠にありがとうございました。

今週末の練習が今年度最後の全体練習となりますが、海水が非常に冷たくなり、年の瀬を強く感じる今日この頃です。また、巷ではインフルエンザをはじめとした風邪が流行していますので、体調管理には十分に注意して過ごしたいと思います。

代交代を行ってから、早くも2か月が過ぎようとしています。代交代直後は、右も左も分からない状態でしたが、少しずつ慣れ始め、余裕も出てきたように感じます。ただ、慣れすぎて緊張感を失うのは良くないので、適度な緊張感を持ちながら部活に取り組んでいきたいです。

最高学年になって、これまでとの大きな違いは、部活にかける時間が増えたことだと実感しています。これまでも大学生活は基本的にヨット部中心でしたが、最高学年になったことで運営面への関与が大きくなり、自分のことだけでなくチーム全体のことを考える時間が増えました。九大ヨット部の魅力の一つに「学生主体の組織である」という点を挙げる方が多いですが、それを実感する毎日です。以前、先輩から「特に4年生で人間的に大きく成長する機会がある」と教えていただきましたが、4年目が始まってまだ2か月足らずでその意味が少し分かった気がします。学生でありながら、チーム運営やマネジメント、大きな金額の管理を任せていただけることに深く感謝しています。だからこそ、安心して任せてもらい、任せてよかったと思ってもらえるように全力で取り組んでいきます。

少し話が逸れてしまいましたが、学年が上がったことでやらなければならないことが増えた一方で、時間の効率的な使い方を模索するようになりました。例えば、だらける時間を削るなどの試行錯誤を重ねた結果、充実した日々を送れています。自分は暇な時間があるとついだらけてしまうタイプなので、今の忙しさがちょうど良いと感じています。以前読んだ本に「ギリギリこなせる挑戦的な状況が、最も集中力や実力を発揮しやすい」と書かれていました。それを参考にしながら、自分にとって無理のない範囲で負荷をかけ続けていきたいです。

今年の新人戦は、例年より少し早く、3月中旬に行われます。この新人戦は、代交代後初めての大会であると同時に、代の約半分を経た集大成とも言える重要な大会です。現役部員一同、ここで必ず勝利をつかみ取ります!

「SAIL FOR ROOKIES’ MATCH」

今年最後のブログとなりますので、ご挨拶させていただきます。

本年も多くのご指導とご声援を賜り、誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

拙い文章ではございましたが、最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。