稀な感情

お世話になっております。副将 兼 人事部長の坪内です。

 

昨日までの2日間、国立大学前期二次試験がありました。受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした!!後期試験を受験する予定の方々、引き続き応援しております。今回のブログは、受験からの学びも書くので、共感していただける内容があると嬉しいです。

 

「稀な感情」。

 

稀な感情とは、滅多に経験することのない大きな感情。今日は2つの稀な感情とその学びについて話します。

 

1つ目、超絶痛い。

最近両足の手術を受けたのですが、術後の痛みは出産以上らしく、ただ息をするだけで精一杯でした。

 

前回のブログでは、いざ自分が歩けない、痛い経験をすると、いつかの将来歩けなくなる自分がありありと想像できたと書きました。人生で滅多に経験しないような痛みを経験したのおかげで、人生の有限性に気付き、限られた足を大切にしていこうと決心することができました。

 

稀な感情が人生の糧となる。

 

これが今回の学びです。そして以前、受験生だった時にも同じような稀な感情になったことを思い出しました。

 

2つ目、モヤモヤと前進。

私史上最大級のモヤモヤを経験したのは、高校3年生の「2/26受験後〜3/8の合格発表まで」。というのも、後期試験が待っていたので、本命の合格発表前に、次のステップに向けた対策を開始しないといけない時期でした。

 

前期試験に合格したいという願望

落ちていたらと考えた時の失望感

後期に向けて勉強をスタートさせないといけない焦燥感

前期試験までの疲弊感

でも新たに踏み出さないといけないという気合

 

このようないっぱいの感情が合わさった最大級のモヤモヤでした。モヤモヤという言葉では表現しきれていないような気もします。その時に塾の先生から言われた言葉。

 

「結果が出る前に、次の別のステップに向けて踏み出さないといけないとき。この時の複雑な感情は人生で滅多に経験することができない。今後、仕事関係での大きな挑戦でまた同じ経験をするかもしれない。その時にきっと役に立つ。」

 

最近、この言葉の意味がよく分かったような気がします。手術等、最大級の痛みを経験したとき。また受験等、最大限の努力をしてきた後のモヤモヤ。この何とも言えない感情を断ち切れないのは当たり前。この感情ごと自分を受け入れる。その感情が次の自分に生きる。伊沢拓司さんの「焦っている自分に焦らないこと」という言葉を少しお借りすると、

 

「モヤモヤしている自分にモヤモヤしないこと」

 

と表現できると思います。

 

受験期の複雑な感情を経て、というよりもむしろ乗り越えて合格したからには、大学4年間で成果を上げたいなという思いが沸々と湧いてきました。入学から3年経った今でも大学1年生で掲げた目標のために行動できているのは、受験生であった過去の感情がやる気の源になっているのではないかと思います。

 

以上が稀な感情2つです。稀な感情は、人生の糧になるということが最近の学びです。人生は実体験しないと分からないことばかりだなあ。

「稀な感情」。今回は話のテーマに沿って、自分で名付けてみました。感情の種類に名前を付けてみるというのも楽しい経験でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。失礼致します。